夏目漱石コース ~4年3ヶ月過ごした熊本での漱石の足跡をご案内します~

夏目漱石コース

~4年3ヶ月過ごした熊本での漱石の足跡をご案内します~

Aコース 夏目漱石旧居めぐり

~漱石が暮らした街を散策します~

夏目漱石は29歳から4年3ヶ月、第五高等学校の英語の先生として熊本で暮らしました。その間に結婚して父となりました。熊本では6回も引っ越しています。そのまま残っている貴重な旧居(必見」をお楽しみいただけます。また、旅行にもよく出かけています。修学旅行の引率もしました。その間、俳句を千句ほど残しています。各地に残る漱石の足跡をご案内します。
【2時間コース】
熊本市役所本庁舎玄関前スタート
わが輩通り
第五旧居外観(内坪井町)
第二旧居跡(合羽町)
第六旧居外観(北千反畑町)
舒文堂河島書店(上通)ゴール
【3時間コース】
熊本市役所本庁舎玄関前スタート
わが輩通り
第五旧居外観(内坪井町)
第二旧居跡(合羽町)
第六旧居外観(北千反畑町)
舒文堂河島書店
▼ (通町筋電停から電車で移動)
第三旧居(大江村)ゴール(月曜日休館)
◆市役所本庁舎玄関前スタート(熊本城・市役所前電停下車)
☆漱石が第五高等学校に赴任した時には大小天守閣は西南戦争で焼失してしまい、ありませんでした。漱石の目にどう映ったでしょう。
「午砲打つ 地城の上や 雲の峰」 *「地城」は熊本城
◆わが輩通り(夏目漱石来熊百周年を記念して設定)
☆「吾輩は猫である」に登場する三毛子さんに会えます。
◆第五旧居(内坪井)外観
☆ここで長女筆子さんが生まれました。もっとも長く住んだ家です。
「安々と 海鼠の如き 子を生めり」
「我に許せ 元旦なれば 朝寝坊」
◆第二旧居跡(合羽町)外観
☆すでに家はありませんが、周囲の雰囲気を感じることができます。
「名月や 十三円の 家に住む」
◆第六旧居(北千反畑)外観
☆熊本で最後に住んだ家です。ここから漱石は英国へと出発しました。
「菜の花の 隣ありけり 竹の垣」
「鶯も 柳も青き 住居かな」
◆舒文堂河島書店(上通り)
☆漱石お気に入りの古書店です。ここで百冊を超える本を買っています。現在東北大学図書室に漱石の蔵書が残されていますが、その中に舒文堂の朱印が押された本があります。
第三旧居希望の方は市電で移動します。通町筋~市立体育館前)
◆第三旧居(大江村旧居)(水前寺成趣園隣)
☆現存する建物ですが、昭和47年に現在地に移築されました。 旧居内に入り、漱石の生活をうかがい知ることができます。月曜日は休館日で外観のみの見学になります。ご案内はここまでです。
「今日ぞ知る 秋をしきりに 降りしきる」
「月に行く 漱石 妻を忘れたり」
  • 2時間コース
    ①~⑥ 上通りにて解散となります。このコースでは、スタートをJR上熊本駅とし、上熊本駅・夏目漱石像~京町・新坂~第五旧居、以降同じルートでめぐることもできます。JR上熊本駅については、Bコース紹介欄「①夏目漱石像 上熊本駅(旧池田駅)」をご覧ください。
  • 3時間コース
    ①~⑦ 水前寺にて解散となります。
  • コース上には、小泉八雲・種田山頭火にゆかりのある場所も通ります。
      文学好きの方々におすすめのコースになっています。
以上のコースのほか「熊本大学」「水前寺成趣園」「水前寺江津湖公園」には夏目漱石の句碑があります。湖畔では水辺に遊んだ漱石の足跡等も残されています。こちらも別途ご案内できます。 熊本大学構内「五高記念館」では漱石五高教師時の教室や資料が展示されていますが、現在地震被害のため休館中です。
◆第五高等学校正門(現熊本大学)
◆夏目漱石像(熊本大学内)
◆夏目漱石句碑(水前寺成趣園内)
ガイドの申し込み・お問い合わせ
電話 096-356-2333
※受付時間 平日9時~17時、土日祝9時~16時




Bコース  夏目漱石が歩んだ道「草枕」めぐり

~漱石が歩んだ「草枕」の道をめぐります~

明治30年(1897年)の年の暮れ、夏目漱石は、大江村の家から友人の山川信次郎とともに、金峰山の麓の道を上がり、鳥越、野出の二つの峠を越えておよそ22キロの道を歩いて小天へ行きました。漱石にとっては、留学先のロンドンでも懐かしく思い出された印象深い旅で、のちに「草枕」として発表されています。その一部を歩き、「草枕」にある風景や作品の一節に親しみ、詠んだ俳句の句碑をめぐります。
城彩苑
夏目漱石像 JR上熊本駅(旧池田駅)
鎌研坂
鎌研ロードパーク
峠の茶屋公園・鳥越の茶屋跡
石畳の道
野出峠の茶屋公園・野出の茶屋跡
南越展望所
前田家墓所
草枕温泉「てんすい」(玉名市天水町小天)
草枕交流館(小天)
前田家別邸(小天)
城彩苑又は熊本駅
◆夏目漱石像 JR上熊本駅(旧池田駅)
明治29年4月13日、漱石は池田駅(現上熊本駅)に降り立ちました。後に、熊本に初めて着いた時の印象を新聞記者に聞かれ、まず駅前の道幅の広さに驚いたことを述べています。さらに京町台を横切り、坪井に降りる新坂にさしかかった時、目の前に開けた一面の市街地にふたたび驚き、「いいところに来たと思った」と言っています。
◆鎌研坂
 *鎌研坂を登ります
山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。」草枕一
◆鎌研ロードパーク
 句碑:「木瓜咲くや漱石拙を守るべく」
「世間には拙を守るという人がある。この人が来世に生れ変るときっと木瓜(ぼけ)になる。余も木瓜になりたい」草枕十二
◆峠の茶屋公園/鳥越の茶屋跡
「「おい」と声を掛けたが返事がない。軒下から奥を覗くと煤けた障子が立て切ってある。向う側は見えない。五六足の草鞋が淋しそうに庇から吊るされて、屈托気にふらりふらりと揺れる。」草枕二
◆石畳の道
 句碑:「家を出て師走の雨に合羽哉」
*石畳の道を歩きます
◆野出峠の茶屋公園/野出の茶屋跡
 句碑:「天草の後ろに寒き入日かな」
◆南越展望所
 句碑:「降りやんで蜜柑まだらに雪の舟」
 *夕日絶景地
「左り手がなだらかな谷へ落ちて、蜜柑が一面に植えてある。右には高からぬ岡が二つほど並んで、ここにもあるは蜜柑のみと思われる。何年前か一度この地に来た。指を折るのも面倒だ。何でも寒い師走の頃であった。その時蜜柑山に蜜柑がべた生りに生る景色を始めて見た。」草枕十二
◆前田家墓所
 *漱石自筆画「わが墓」のモデルといわれる
◆草枕温泉「てんすい」
 *お食事・お買いもの
◆草枕交流館 www.kusamakura.jp/
 *「草枕」の歴史資料館、観光案内施設を見学「草枕浪漫」(11分)上映
◆前田家別邸
 句碑:「かんてらや師走の宿に寝つかれず」
古風な紙燭をつけて、廊下のような、梯子段のような所をぐるぐる廻わらされた時、同じ帯の同じ紙燭で、同じ廊下とも階段ともつかぬ所を、何度も降りて、湯壺へ連れて行かれた時は、すでに自分ながら、カンヴァスの中を往来しているような気がした。」草枕三
◆城彩苑または熊本駅
  • 交通手段:
    タクシー利用が便利です。ご希望により手配いたします。普通車は定員4名、特大車は9名です。うちガイドが1名乗車します。
  • 開催日:
    火曜日・水曜日を除きます。また、天候が悪い場合、安全のためすべてをご案内できない場合があります。
  • 所要時間:
    約6時間(昼食含む)ですが、適宜ご希望の箇所を廻り、2~3時間の短縮コースにすることもできます。また、ご希望があれば途中にある宮本武蔵ゆかりの「霊巌洞」もご案内できます。
  • その他:
    コースについてはご経費等を含めご相談下さい。

*休憩しながら長い時間、距離を歩きます。階段や坂道・山道もありますので、歩きやすい履物でお越しください。

ガイドの申し込み・お問い合わせ
電話 096-356-2333
※受付時間 平日9時~17時、土日祝9時~16時